創夢設計 | のウェッブサイトへようこそ | 2005.3.26UP | ||
Lスクール | ||||
■L インターナショナルスクール |
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L インターナショナルスクールは、外国人教師により、 主に英語で授業が行われる学校ですが、 英語の習得だけを目的とした語学学校ではなく、 「人間教育」を含めた「教育」を重視している教育機関です。 ◆ 2002年に移転してオープンした幼稚部と、 2005年に開校した小学部(低学年からスタート)によって構成されています。
限られた予算の中で必要最小限の要素を合理的に組み立てていったところ 昔ながらの日本の幼稚園に似てきたような気もします。 それは、無駄な要素を省いて、教育にとって本当に必要な要素のみを 残していった結果、自然な姿なのかも知れません。 また、相模原という場所の特性(土地の値段・教育への関心など)が、 平屋に近い形態で、小規模ながら必要十分な施設を実現させています。 ◆ まずは最初にオープンした幼稚部からご紹介します。 以前別のところでビルを借りて運営されていましたが、 新たな敷地で、このために施設を作り、新たなスタートをきられました。 施設の内容は幼稚園とほぼ同様です。 |
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■園庭と園舎 | |||||||
奥の方に車が見えるところが全面道路です。 道路側の建物は2階建てで、手前は平屋です。 プリスクールは主に1階を使い、2階と、1階での道路側の一部は、併設の英会話スクールと職員室などの管理部門となっています。 この敷地は、元は芝生畑だったので、園庭にはその芝を残しました。 正面に白く見えるフェンスの右側が扉になっていて、そこがこの園の入り口です。 |
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■上の逆方向 | |||||||
入り口からの眺めです。 こども達は毎朝ここから ”Good morning!” とやってきて、園内でのびのびと遊び・学びます。 敷地の端の方に見事な桜があり、それは園庭のシンボルのように大切に扱いました。 少し高くなった外廊下への段差は、こども達にとってお休みする腰掛けになったり、観客席になったり、作業台になったりします。 |
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■外廊下より園庭へ | |||||||
外廊下はシッカリと屋根がかかっており、上履きゾーンです。外部と内部の中間領域は、あいまいで、やさしく人を和ませる空間です。 | |||||||
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■教室1 | |||||||
標準室の園庭と反対側の壁面 広さは、間口:5.45m×奥行き:6.36mの21帖で、4教室あり、各室にコート掛け、物入れだな等が用意されています。 |
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■教室1 | |||||||
隣室との隔壁は引き戸となっており、グループ授業やオープン授業にフレキシブルに対応します。 内部仕上げは 床:複合フローリング 壁:構造用(米松)合板 天井:シナ合板、梁アラワシで、 力強くて、優しく自然な表情を持っています。 |
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■教室1から4へ | |||||||
上記の戸を開いた状態。 全部あけると20メートル以上の長い空間になり、催し物などの際に有効です。 |
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■教室1(園庭側) | |||||||
園庭側は、外廊下を通して柔らかな光が十分差し込みます。 | |||||||
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■トイレ-1 | |||||||
年少児から通っていますので、 温水シャワーで体を洗える設備が 必要となります。 |
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■トイレ-2 | |||||||
写真ではわかりにくいでしょうが、 子供用の便器は とてもかわいいのです。 |
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■2階 玄関からライブラリー | |||||||
外階段を上がってドアを開けたところ 実際には、右側に受け付けカウンター、正面には本棚が設置されますが、正面奥のオープンスペースはライブラリーとなります。 |
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■玄関から教室 | |||||||
左側が下駄箱で、その裏に1階へ行く階段があります。 その奥の戸は、3つある小教室の戸です。 |
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■教室内部 | |||||||
3教室のうち、2室は連続していて、一体利用も可能です。間仕切りは「ケンドン式」という方式の遮音性能を持つ戸です。 | |||||||
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■職員室 | |||||||
なるべく広く、シンプルに作りました。 | |||||||
Lインターナショナルスクール(幼稚部)のURLは:***(リンク問い合わせ中)*** です。 |
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上記の幼稚部の運営がとても順調に推移し、保護者の方々からの強い要望もあり、 学校長の「学校を創る」夢の実現へまもなく移行しました。 既成の公立学校や、私立の認可された小学校とは、規模も内容も異なるため、 行政や様々な機関との折衝もご苦労なさったようですが、 幸いなことに、幼稚部から数百メートルの距離で施設を建てて貸して下さる方が見つかり、 目的とする時期に間に合わせることが出来ました。 これも、学校長の教育理念の正しさと、その情熱の強さが周囲の方々の賛同を招いたのだと感じています。 ◆ ◆ ◆ 続けて、小学部をご紹介します 6学年×2クラス=12クラスを想定し、2階に4クラス、1階に8クラスあり、 それぞれ、2クラスずつペアで、結合させることも可能にしています。 また、多目的室が1階にあり、そのほかには事務室や教材室などがあります。 2005年のスタート時には、低学年3クラスからのスタートとなりますが、 児童の構成の変化や成長に伴い、施設に対するニーズが変化する事を見越して 全体的にフレキシブルな構成になっています。 |
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■東側道路より | |||||||
中央より左側に見えるます。 左手前のフェンスと中央の建物の間がアプローチになっています。 駅から若干離れているので、多くの生徒さん達は、スクールバスでこちらに到着します。 |
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■西側道路より | |||||||
校庭の向こうに建物のほぼ全体が見えます。 L型の構成で、右(短手)ウィングに低学年用の2クラスと事務室、左(長手)ウィングが一部2階建てで、2階に4クラス、1階に6クラスあり、交差部に多目的室があります。 廊下や階段は屋根付きの外廊下で、昇降口も同様です。 |
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■校庭の南東隅から | |||||||
校庭には芝生を生やさせる予定で、現在種まき済み、期待しながら待っている状態です。 校舎の近くには、丸太舗装(丸太の輪切りを砂の上に敷き並べて転圧)になっています。 |
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■長手ウィングの正面から | |||||||
2階は4クラスと、右側にトイレがあり、1階もそのまま同様に下がり、その左側にさらに2クラスあります。 右の入隅に昇降口があり下駄箱が設置されます。 |
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■コーナーと短手ウィング | |||||||
右側の切妻屋根の部分の2クラスあり、1年生のクラスとなる予定です。 その左に事務室、さらにその左に多目的室の入り口があります。 |
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■長手ウィングの端から短手方向 | |||||||
丸太舗装の様子が少し分かります。 | |||||||
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■昇降口 | |||||||
この部分に下駄箱がきます。 | |||||||
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■階段 | |||||||
外廊下の腰壁は木製で、ぬくもりを感じる色合いになっています。 | |||||||
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■階段と外廊下 | |||||||
この程度の日よけがつくと、夏の日差しを遮り、冬は日差しが差し込むので、冷暖房の効率も良くなります。 | |||||||
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■2階外廊下 | |||||||
2階の外廊下はこんな感じで、屋根もついています。 | |||||||
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■2階外廊下より見下ろし | |||||||
丸太舗装の先がアプローチになっています。 校庭の周囲にはh=6.00mの防球ネットがあり、思い切って遊ぶことが出来ます。 |
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ここまでが外部で、これから先は内部です。 | |||||||
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■多目的室-1 | |||||||
正面からの眺めで、6.36m×9.09mの広さですから、小さめの体育館か講堂と言う感じの部屋です。天井高を3.3mとりましたので、ある程度のボール遊びも出来るように照明器具には防球ネットを付けています。 内部仕上げは 床:複合フローリング 壁:構造用(米松)合板 天井:シナ合板、梁アラワシです。 |
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■多目的室-2 | |||||||
今度はちょっと右側から 白いパネルは取り外しできて、あけると↓ |
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■多目的室-3 | |||||||
鏡が出てきて、ダンスや体操の時などに活用します。 | |||||||
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■1年生の教室 | |||||||
短手ウィングにある教室で、1年生を想定した部屋なので、アットホームな雰囲気をつくっています。2室を1室にすることも分けることも可能です。 |
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■1階 長手ウィングの教室-1 | |||||||
幅:4.54m×奥行き:6.36mが1クラスで、2クラスが1セットで使う事も出来るようになります。 これは間仕切りをしめた状態の写真で、間仕切りは「ケンドン式」という方式の遮音性能を持つ戸です。 |
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■1階 長手ウィングの教室-2 | |||||||
上写真と同じ仕様の部屋で間仕切りを開けた状態。 両脇に袖壁が若干残りますが、ほぼワンルームでの利用が出来ます。 この広さが一般の小学校の教室と同じですが、1クラスの規模が18人以下という少人数クラスでの運営をするので、ちょうど良い大きさなのです。 |
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■2階 長手ウィングの教室-1 | |||||||
2階も平面型は1階と同様ですが、屋根の勾配にあわせて天井を斜めにしています。 尚、黒板は写真を撮った時期の違いで、上の写真には写っていませんが、全ての部屋についています。 |
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■2階 長手ウィングの教室-2 | |||||||
天井が斜めになったおかげで、高窓を取ることができ、より明るい部屋になりました。 | |||||||
Lインターナショナルスクール(小学部)のURLは:***(リンク問い合わせ中)*** です。 |
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両施設は「ローコスト」・「合理主義」とでも言うような特徴を持っています。 具体的には申しませんが、おそらく公共施設や認可の私立の幼稚園・小学校の半分以下の坪単価で出来ています。 これは少ない設備投資とすることでで建物の建て主であるオーナーと、借り主であるLスクールのリスクを抑え、 その結果として、補助金等が無くても、一般的に容認される授業料収入で 自立した理想の教育を行おうと言う学校長の夢を実現するために、関係各者が企画・設計段階で検討を重ね それを請け負ってくれた施工会社があったからこそ可能となった事です。 前にも書きましたが、 限られた予算の中で必要最小限の要素を合理的に組み立てていったところ 昔ながらの日本の幼稚園に似てきたような気もします。 それは、無駄な要素を省いて、教育にとって本当に必要な要素のみを 残していった結果、自然な姿なのかも知れません。 この学校の存在が、教育のあり方と共に、公共・公益施設の作り方に関しても影響を及ぼす 様々な要素を持った実例であって欲しいと願っています。 |
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